神経症状の原因鑑別の恐ろしい落とし穴
2015/09/25
あなたは消去法で患者さんを見ていますか?
これまで連続で、上肢のシビれに関してご紹介してまいりました。
例えば指のシビれでは、手首、肘、胸郭、頚椎の順番で検査し、トリガーポイントのスクリーニングをした上でシビれの原因を明らかにする、という方法もご紹介しました。
実は重要な注意点があります。
それは、「神経症状の原因の犯人は単独犯とは限らない」ということです。
既にご紹介していますが、神経が圧迫されると、そこから遠位に(指先方向に)向かい、全ての部位で放散痛が発生する可能性があります。
つまり、小指にシビれが発生した場合、様々な『共犯』が考えられるわけです。つまり、直近のギオン菅だけでなく、肘部菅、小胸筋、斜角筋、肋鎖、頚肋、神経根、頚椎ヘルニア、頸部・背部・肩甲帯のトリガーポイント、など、様々な共犯の容疑者が存在し、しかも、共犯者も複数いる可能性があるわけです。
初回にご説明した、「結果を出しやすい遠位から順に調べていく」理由がお分かりいただけたでしょうか?
つまり、症状の原因を究明するには、症状に当てはまる検査をしていくのではなく、考えられる疾患の中から消去法で除外していくほうが、ミスリードを防ぐことができるのです。
あなたの検査は消去法ですか?
歪みを取ってシビれを改善。整体マッサージは
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