腱鞘炎は整骨院に行くべき?
2025/02/21
こんにちは。日吉のプライミー鍼灸整骨院です。
突然ですがこんな症状でお困りではありませんか?
- ペットボトルのふたを開けるときに指や手首が痛い
- 料理の際、フライパンややかん、包丁などを握ると痛い
- 車や自転車のハンドルを握ると痛い
- 握った手を開くときに引っかかりが発生する
上記は腱鞘炎の代表的な症状です。
指や手の付け根、手首などに痛みが発生することが多く、生活に支障をきたしたり、仕事に集中できなくなったりと厄介な状態です。
今回は、腱鞘炎とは何なのかを詳しくご紹介します。
腱鞘とは?腱鞘炎とは?
腱鞘とは、腱(=筋肉の両端にある筋肉と骨をつなぐひも状の部位)が他の部位と接触して抵抗が発生したり、傷ついたりするのを防ぐ緩衝材です。その腱鞘に傷がつき、炎症が起きてしまった状態を腱鞘炎といいます。
以下は代表的な2つの疾患をご紹介いたします。
手首が痛い「ドケルバン病」とは?
手首の親指側が痛くなる代表的な疾患がドケルバン病です。
ドケルバン病は、手の親指を伸ばす筋肉(長母指外転筋・短母指伸筋)の腱が、手首の骨(橈骨)と擦れて炎症を起こした状態です。親指は他の指に比べて動きが複雑で、構造的に擦れやすいため、炎症を起こしやすいといえます。そうなると、生活のさまざまな場面で親指や手首に痛みを感じることになります。
指が動かしにくい「バネ指(弾発指)」とは?
指を曲げる側でも腱鞘炎が発生することがあります。
ドケルバン病とは違い、手のひらや親指の付け根の内側(掌側)に発生します。進行すると、腱が肥厚(太くなること)し、プーリーと呼ばれるトンネルを通り抜ける際に引っかかってしまい、痛みや動きの制限が発生します。
バネ仕掛けのように動く状態を「バネ指」または「弾発指(だんぱつし)」と呼びます。
腱鞘炎を引き起こす原因とは?
日常生活の中で、腱鞘炎の原因となるものには何があるのでしょうか?代表的な例を挙げていきます。
スマホやパソコンの使いすぎ、使い方が悪い
指や手の使いすぎや偏った使い方は腱鞘炎の大きな原因になります。
特に近年では、スマートフォンやパソコンの使いすぎによる腱鞘炎が増えています。
当院では、腱鞘炎を予防するためのパソコンの位置調整や、手の理想的な使い方の指導を行い、治りやすい環境を整えるサポートをしています。
産後・育児・抱っこ
産後はホルモンの変化により、関節や筋肉が弱くなりがちです。
そこに、抱っこや授乳、育児、家事などの負担が加わることで、腱鞘炎が発生しやすくなります。また、腕の痛みなど、腱鞘炎ではないものの類似した症状を訴える方も多いです。
当院では、腱鞘炎を起こしにくい抱っこの仕方を指導しています。正しい方法を守ることで、施術を受けなくても症状が改善するケースもあります。
家事
家事も手をよく使うため、腱鞘炎の原因となります。現状、女性の方が家事に携わる時間が多い傾向にあり、関節・筋肉が比較的弱い女性ほど腱鞘炎になりやすいと言えます。
手の使い方に加えて、道具の工夫などもお伝えしています。
スポーツ
手を使うスポーツで起きやすいです。手や指に強い力がかかります。手や指だけでなく、肘、肩、肩甲骨、脊柱など体の歪みが悪影響を及ぼす事も多く、当院では広い視点で施術を組み計画的にプランニングします。
また、普段は運動不足の方が急に始めてしまうとリスクが上がりますので、事前の準備が重要です。
ピアノや手芸などの趣味
音楽(ピアノ、ギター、バイオリン、ドラムなど)や制作活動(手芸、裁縫、ビーズなど)をされている方は特に腱鞘炎になりやすいと言えます。前述の通り、普段運動不足で筋肉や腱が弱体化している上に、手を使いすぎる事が多いので、腱鞘炎のリスクがかなり高くなります。
既出の通り、なるべく手の使い方を正しい方法に近づけつつ、損傷した組織の回復を促す施術を行います。
重い荷物を持つ
当然ですが、重量物は手に大きな負担となりますので、腱鞘炎が起きやすくなります。
当院では、そのような生活の方に、腱鞘炎になりにくい物の持ち方の指導も行なっています。
腱鞘炎が治らない原因は?なぜ悪化を繰り返してしまう?
当院に通院されている方は、腱鞘炎が改善しないことはほとんどありませんが、世の中でいつまで経っても治らない、すぐにぶり返してしまうと悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
その原因として、3つが挙げられます。
ピンポイントの施術ができていない
手の腱鞘は非常に細く、そこにピンポイントで加療しなければ効果は得られにくいと言えます。比較的難易度の高い施術となります。
関連する部位をやらず、局所しかやっていない
手指の動きは肘、肩、肩甲骨、ひいては脊柱の動きと連動します。それらに歪みや動きの制限があると腱鞘炎が治らない、再発しやすい状況となります。
生活指導、使い方指導不足
体の歪みも同様ですが、全く同じ使い方をすれば同じ結果になります。
当院では、体の特徴だけでなく、動きの特徴を加味して生活指導、動作指導、セルフケア、ストレッチ指導を行っています。
実際、これだけで症状が消失した方も多くいらっしゃいます。
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腱鞘炎を和らげるセルフケアと予防方法
温める、アイシング
炎症が強くなければ、基本的には温めると症状が緩和されます。逆にじっとしていてもズキズキ痛むほど炎症がある場合はアイシングをすることで炎症を抑える事ができます。
休ませる、使いすぎない
休ませる事もとても大切です。しかしそれが難しいからこそ治りにくい疾患とも言えます。
ストレッチ
ストレッチ自体は腱鞘炎にあまり効果を発揮しないですが、指、手首の関節の背屈(手の甲側に反らす動き)の可動域が低下しているのであれば写真のようなストレッチがオススメです。
マッサージ、ツボ押し
腱鞘炎に効果が得られやすい簡単なツボとマッサージをご紹介します。
合谷(ごうこく)と陽渓(ようけい)です。画像を参考にし、30秒程度気持ちいい強さで圧迫して下さい。
前述の通り、ピンポイントのマッサージで効果を得るは困難なため、オイルを使ったマッサージで、上記より広く痛くない程度でマッサージするのがオススメです。
湿布、鎮痛薬(塗り薬、貼り薬、飲み薬)
強い炎症を伴う腱鞘炎の場合、消炎鎮痛剤の利用も有用です。中でも湿布がオススメです。ただし痛みが緩和したとしても、それは損傷を起こした組織が治っている訳ではありませんので、無理をしないように注意して下さい。
薬のご利用は、医師または薬剤師さんにご相談下さい。
手・指への負担が大きい間違った使い方を改める
前述の通り、これを続けている限り、治りにくかったり、再発しやすかったりします。
当院では対策のストレッチやセルフケアをお伝えしているので、お困りの方はご相談下さい。
どこに行っても治らない方へ
当院に通院された患者様の多くが症状の改善を実感されています。当院で成果が上がる秘訣をご紹介します。
プライミー鍼灸整骨院の腱鞘炎施術の特徴
当院では、ピンポイントで患部にマッサージ、鍼、超音波、マイクロカレントなど、その状況に応じた最適な施術を行います。
また、根本的な原因となる体の歪みや、誤った使い方があれば、それを改善する施術や指導も行っています。
さらに、次回の来院時までしっかり維持・管理できるように、セルフケアの指導もセットでお伝えしているのが当院の特徴です。
まとめ:腱鞘炎は治りにくいが、適切な対処で改善できる!
腱鞘炎やドケルバン病、バネ指にお悩みの方は、プライミー鍼灸整骨院にご相談ください。
炎症を起こしている部位の治療だけでなく、体の歪みの調整や生活習慣・手の使い方の指導など、トータルケアで改善を目指します。
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追記:整骨院ってどんなところ?接骨院・整体院の違いは?
整骨院は国家資格を持ったスタッフが腱鞘炎の施術を行う施設です。
似た名前の施設として、接骨院、整体院がありますが、詳しい違いは以下の通りです。
・整骨院:厚生労働大臣認可の専門学校や大学で、基礎医学、専門知識・技術、関係法規を学び、 国家試験に合格し、厚生労働大臣から『柔道整復師』免許を与えられた専門家が施術をする施設です。
・接骨院:『整骨院』と『接骨院』の違いは、名称の違いだけです。『整骨院』も『接骨院』と同じく柔道整復師が施術を行う施設になります。
・整体院:整体院は整骨院や接骨院と異なり、国が認めた医療系施設ではないので、施術者に国家資格が必要ありません。民間資格や各店舗での研修を受けた整体師が施術を行う施設になります。
上記以外には病院(整形外科)や鍼灸院、マッサージ店などもあり、いずれも国家資格が必要な施設となります。
プライミー鍼灸整骨院は『鍼灸整骨院』ですので、上記の『整骨院』に加え、鍼やお灸を扱える『鍼灸師』も在籍する施設になります。
国が定めた一定の基準をクリアしていて安心な上、マッサージ、鍼、整体、骨盤矯正、電気治療など施術の幅が広いのが特徴です。
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横浜エリアの整骨院として好評
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